さるじゃん

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「志の輔らくご in PARCO 2008」
とうとうパルコに来てしまった。
今まで幾度となく志の輔さんの落語会に足を運んできた。
が、パルコ公演は初めてである。
3年前からは1ヶ月公演になったのだが、それ以前も含めての初めて。
自分はまだまだパルコには行っちゃいけないなぁ、という気持ちであった。
大げさに言えば聖地。
勝手に意識的に遠ざけていたのだ。
それがなぜ今年観に行く気になったかというと、DMが来たからというほかに
虫の知らせがあったのかもしれない。
全公演を通じて「歓喜の歌」を演る、という情報は前もってアナウンスされており
行く気になった自分よ、えらいぞ。

夜の部を鑑賞した。
第一声がとんでもなくがらがらだったが
本人が言ったとおりにだんだんと出るようになっていった。
あきらかにいつもとは違う顔つき。
まくらの前に小さい声で
「どう(噺に)もっていこうかなぁ」
とつぶやくのにくすくす笑ったのだけど
1回1回に賭けている感じがひしひしと伝わってきた。
いつもはユルいというわけではないのだけど
ようするに1ヶ月間ずっとパルコ劇場をを自分の定席にするわけだから
すごいことなんだよね。
ただ彼はすごいことをしても“どうだ”感は見せない。
決めの台詞にしても間にしても必要以上に感情は出さないように語り部に徹する。
客席は暗転して舞台には着物姿で座布団に座ったたったひとりにスポットが当たる。
落語というより芝居というか。
ともかくいつもの落語会の雰囲気ではない中でもきっちり演っていく。
志のさん、かっこよすぎだ。

演目:

「意義なし!」
「抜け雀」(ここの部分を週替りぐらいにするのでは)

 中入り

「歓喜の歌」

「歓喜の歌」には口をポカーンと開け、しばらくしてからわーっ!であった。
書けないのがもどかしいが、【2008年のパルコの「歓喜の歌」】、すばらしかった。
立川志の輔。
やはり日本一のエンターテイナーのうちのひとり、と言って過言ではないのだ。


※テレビ版は“テレビ朝日の全国系列で2008年末”の放送であるとのこと。
あと私の観た回ではないのだけど、もうちょっと突っ込んだことをおっしゃったようで
それも喜ばしいも喜ばしいことなので、藤村嬉野Dからのコメントを待ちたいところだ。
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